ドル/円、114円の強い抵抗で調整含み
昨日のドル/円は、114.00円台で頭打ちとなり一時113.50円台まで反落する調整含みの展開。イタリア懸念で米長期金利が低下した事が重しとなった。一昨日、昨日と2日続けて114.00円台で上値を阻まれており、この水準が強い上値抵抗として意識されそうだ。もっとも、昨日の調整でRSI(相対力指数、14日)は60%台後半に低下しており、過熱感は薄れつつある。9月中旬以降の上昇をサポートしてきたボリンジャーバンド+1シグマ(執筆時113.379円)に接近している点からも下げ止まりの兆しが見られる。本日のドル/円は、次なる方向感を見出すべく113円台でもみ合う展開となりそうだ。