■今後の方向性
スカラ<4845>は今後の方向性として、企業と個人のコミュニケーションをサポートするCRM領域において、ITサービスをベースに、必要な情報やモノをタイミングよく提供することを目的として幅広く事業を展開していく計画となっている。既存のSaaS/ASP事業の持続的な安定成長に加えて、M&Aで獲得したカスタマーサポート事業とのシナジーを高めていくことで、2ケタ成長を目指して行く方針だ。
同社ではここ直近2年間でソフトブレーンやplube、レオコネクトと矢継ぎ早に3件のM&Aを実行してきた。当面はレオコネクトとの協業によるシナジー効果を早期に顕在化していくことを優先に取り組むことから、一旦はM&Aも小休止するものと見られるが、引き続き重要な成長戦略の1つとして考えている。M&Aや事業提携の対象としては従来と変わらず、以下の4点にまとめることができる。1点目は新サービスを開発していくためのノウハウや技術を持つ企業、2点目は既存サービスのシェア拡大につながるような顧客基盤を有する企業、3点目はサービスラインナップの充実や同社にないノウハウや技術を持ち、既存サービスの進化、競争力の向上に寄与する企業、4点目は開発力の強化につながる優秀なエンジニアを豊富に抱える企業となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<NB>
スカラ<4845>は今後の方向性として、企業と個人のコミュニケーションをサポートするCRM領域において、ITサービスをベースに、必要な情報やモノをタイミングよく提供することを目的として幅広く事業を展開していく計画となっている。既存のSaaS/ASP事業の持続的な安定成長に加えて、M&Aで獲得したカスタマーサポート事業とのシナジーを高めていくことで、2ケタ成長を目指して行く方針だ。
同社ではここ直近2年間でソフトブレーンやplube、レオコネクトと矢継ぎ早に3件のM&Aを実行してきた。当面はレオコネクトとの協業によるシナジー効果を早期に顕在化していくことを優先に取り組むことから、一旦はM&Aも小休止するものと見られるが、引き続き重要な成長戦略の1つとして考えている。M&Aや事業提携の対象としては従来と変わらず、以下の4点にまとめることができる。1点目は新サービスを開発していくためのノウハウや技術を持つ企業、2点目は既存サービスのシェア拡大につながるような顧客基盤を有する企業、3点目はサービスラインナップの充実や同社にないノウハウや技術を持ち、既存サービスの進化、競争力の向上に寄与する企業、4点目は開発力の強化につながる優秀なエンジニアを豊富に抱える企業となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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