■業績動向
1. 2018年6月期業績の概要
スカラ<4845>の2018年6月期の連結業績は、一時的な収益・費用を除いたNon-GAAP基準で見ると、売上収益が前期比20.3%増の12,829百万円、営業利益が同11.3%増の1,546百万円、税引前利益が同11.1%増の1,535百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同28.0%増の707百万円と2ケタ増収増益となった。ソフトブレーンのSFA事業が期ずれ案件発生や先行投資を実施した影響で計画を若干下回ったものの、その他の事業が順調に伸張した。なかでも主力のSaaS/ASP事業が2ケタ増収増益となり業績のけん引役となった。
M&Aの効果について見ると、2017年8月より子会社化したplubeの売上収益は547百万円、2018年3月に子会社化したレオコネクトの売上収益は856百万円、営業利益は7百万円となるなど、それぞれ増収増益に寄与した。なお、2017年6月期のIFRSの業績には、ソフトブレーン株式の段階取得に係る差益※2,633百万円が営業利益段階で含まれている。
※連結対象子会社となった時点での当該子会社の時価と株式取得原価の差額。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<NB>
1. 2018年6月期業績の概要
スカラ<4845>の2018年6月期の連結業績は、一時的な収益・費用を除いたNon-GAAP基準で見ると、売上収益が前期比20.3%増の12,829百万円、営業利益が同11.3%増の1,546百万円、税引前利益が同11.1%増の1,535百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同28.0%増の707百万円と2ケタ増収増益となった。ソフトブレーンのSFA事業が期ずれ案件発生や先行投資を実施した影響で計画を若干下回ったものの、その他の事業が順調に伸張した。なかでも主力のSaaS/ASP事業が2ケタ増収増益となり業績のけん引役となった。
M&Aの効果について見ると、2017年8月より子会社化したplubeの売上収益は547百万円、2018年3月に子会社化したレオコネクトの売上収益は856百万円、営業利益は7百万円となるなど、それぞれ増収増益に寄与した。なお、2017年6月期のIFRSの業績には、ソフトブレーン株式の段階取得に係る差益※2,633百万円が営業利益段階で含まれている。
※連結対象子会社となった時点での当該子会社の時価と株式取得原価の差額。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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