株価は横ばいで推移中。ブレイクはそろそろ?【2018/08/13-08/17】

著者:横山利香
投稿:2018/08/11 12:30

ブレイクまでは短期売買で

日経平均株価は8月10日金曜日、2万2,298.08円で取引を終えました。前回「足元は小動きの展開が続き、三角保ち合いで推移中。ブレイクまではもう少し時間がかかるかも」と解説しました。
株価は目標株価の範囲内で推移した一週間でした。

米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックともに上昇後に反落して取引を終えた一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、足元はレンジ内で行ったり来たりする動きが続いています。三角保ち合いの範囲内での推移が続いていますが、ボラティリティのさらなる縮小を待っているのかもしれません。もう間もなくでしょう。
目標上値は2万2,750円、下値は2万1,950円、それぞれプラスマイナス200円とします。
企業業績に陰りが見え始める決算発表になってきていますので、株価に動きが出ない現在の状況も仕方のないことかもしれません。株価が横ばいで推移する状況がもう少し続くようであれば、逆張り戦略の短期売買がよいでしょう。
ただ、レンジブレイクまでもう間もなくの可能性も考えられます。業績の織り込み具合で上か下かに動くでしょうから、ブレイクした方にトレンドフォローです。
東証マザーズ指数は依然戻り売りの状況が続いていて、いまだ底打ちの動きは出ていません。ただ、足元では業績が良好な銘柄を選別する動きも出ていますので、引き続きチャートが崩れた銘柄は避けましょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想