<動意株・10日>(大引け)=洋エンジ、ニプロ、ミズホメディーなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/08/10 15:07
<動意株・10日>(大引け)=洋エンジ、ニプロ、ミズホメディーなど  東洋エンジニアリング<6330.T>=後場急上昇。同社が前引け後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高787億1800万円(前年同期比9.9%減)、営業利益19億円(同3.2倍)、純利益13億8700万円(同31.6%増)と大幅営業増益となったことが好感されている。完成工事高は減少したものの、事業構造の変革など再生計画に取り組んでいることが奏功し、販管費が削減したことが寄与した。

 ニプロ<8086.T>=6日ぶり急反発。同社が9日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が1032億100万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は74億9800万円(同21.9%増)、最終利益は46億8200万円(同10.4%増)と好調だった。医薬品業界は大幅な薬価改定の影響で厳しい収益環境を強いられているが、同社は医療機器などの販促を進め売上高を伸ばすとともにコスト低減に取り組み利益を拡大させた。これを評価する買いが株価を押し上げている。

 ミズホメディー<4595.T>=後場急騰。きょう日正午ごろ、18年12月期の単独業績予想について、売上高を63億7600万円から65億1700万円(前期比15.9%増)へ、営業利益を9億1300万円から11億1300万円(同30.9%増)へ、純利益を7億700万円から8億5300万円(同29.2%増)へ上方修正したことが好感されている。2017~18シーズンのインフルエンザの大流行の影響でインフルエンザ検査薬が大きく伸長し、上期業績が当初計画を大きく上回ったことが要因。また、下期も計画から大きく乖離することなく推移する見通しとしている。

 品川リフラクトリーズ<5351.T>=ストップ高で年初来高値を更新。同社は9日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表しており、売上高を1150億円から1160億円(前期比12.9%増)へ、営業利益を74億円から85億円(同40.5%増)へ、純利益を45億円から55億円(同60.9%増)へ上方修正した。耐火物の販売数量が増加したことに加えて、原料価格の上昇に対応した販売価格への転嫁を行ったことなどが寄与する見通し。また、第2四半期に愛知県瀬戸市の遊休地を売却することも最終利益を押し上げるとしている。

 ノーリツ鋼機<7744.T>=大幅高で4連騰。同社が9日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が158億6000万円(前年同期比22.2%増)、本業のもうけを示す営業利益は13億9200万円(同30.9%増)と大きく伸びた。同社が注力するものづくり事業は、ペン先部材、コスメ部材などが好調で業績に貢献、医療情報などヘルスケア事業も需要旺盛で収益押し上げに寄与している。

 モブキャストホールディングス<3664.T>=ストップ高。同社が9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高36億2500万円(前年同期比2.7倍)、営業損益7200万円の赤字(前年同期4億7500万円の赤字)、最終損益1億9900万円の赤字(同4億7800万円の赤字)となり、赤字幅が縮小したことが好感されている。2月に配信を開始した「キングダム乱 ―天下統一への道―」「モバサカCHAMPIONS MANAGER」(繁体字版)が寄与したことに加えて、2月に自動車用部品・用品の企画・開発を行うトムスを子会社化したことが寄与したという。なお、18年12月期業績予想は引き続き非開示としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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