ホソカワミクロン、受注環境好調で１８年９月期業績予想を上方修正

　粉体関連製造装置大手のホソカワミクロン<6277.T>は９日取引終了後、１８年９月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を５２０億円から５４５億円（前期比１０．１％増）へ、営業利益を５３億円から５８億円（同１５．０％増）へ、最終利益を３６億円から３８億円（同６．４％増）へそれぞれ増額した。

　１８年９月期第３四半期（１７年１０月～１８年６月）の連結業績を踏まえつつ、足もとの受注環境や受注残高の内容などを精査した結果、売上高、営業利益、経常利益および最終純利益ともに前回予想を上回る見込みとなった。また、期末配当予想を１株当たり１０円増配して６０円にすると発表した。

　あわせて発表した第３四半期累計の連結決算は、売上高４１６億５４００万円（前年同期比１９．０％増）、営業利益４９億６６００万円（同６４．０％増）、最終利益３２億７１００万円（同４３．１％増）だった。

出所：minkabuPRESS