クレステック続急伸、フィリピン情報機器関係の受注拡大で１８年６月期業績は計画上振れ

　クレステック<7812.T>が続急伸している。１日の取引終了後、集計中の１８年６月期連結業績について、売上高が１６５億円から１７２億９５００万円（前の期比１６．２％増）へ、営業利益が７億５５００万円から９億１８００万円（同３２．９％増）へ、純利益が３億２６００万円から３億９５００万円（同７．６％増）へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　フィリピンにおける情報機器関係の受注拡大により売上高が増加したことに加えて、１７年７月１日付けで完全子会社となった大野印刷の経営改善効果が計画を上回ったことが利益を押し上げたとしている。

　また、業績上振れに伴い、従来１７円を予定していた期末配当を２２円とし、年間配当を前の期比２円増の３９円にするとあわせて発表した。

出所：minkabuPRESS