ボヤージュ、今期最終を50％上方修正

　ＶＯＹＡＧＥ　ＧＲＯＵＰ <3688> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。18年9月期第3四半期累計(17年10月-18年6月)の連結最終利益は前年同期比31.7％増の11億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の7億円→10.5億円(前期は11.6億円)に50.0％上方修正し、減益率が39.7％減→9.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.2億円→4.7億円(前年同期は2.3億円)に3.9倍増額し、一転して97.5％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結最終損益は5.3億円の黒字(前年同期は0.8億円の赤字)に浮上したが、売上営業利益率は前年同期の5.3％→4.5％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成30年6月27日付「関係会社株式の一部売却に伴う特別利益計上に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、当社では、持分法適用関連会社であったログリー株式会社の当社保有株式の一部を売却し、当第3四半期連結会計期間において、関係会社株式売却益として特別利益541百万円を計上いたしました。これにより、平成30年9月期の通期連結業績は、親会社株主に帰属する当期純利益において前回発表予想を上回る見込みとなりました。なお、配当金につきましては、1株当たり15円の期末配当を予想しており、平成29年10月25日に公表した内容からの変更はございません。（将来に関する記述等についてのご注意）本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が本資料の発表日現在において入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。