決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 富フロンテク、ＫＩＨＤ、鉱研工業 (7月25日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　富フロンテク <6945>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の42億円→33億円(前期は38.1億円)に21.4％下方修正し、一転して13.5％減益見通しとなった。

▲No.3　鉱研工業 <6297>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は7500万円の赤字(前年同期は7200万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.5　日本ユピカ <7891>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業損益は200万円の赤字(前年同期は3700万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6653> 正興電 　　　　東２ 　 -12.35 　　7/25　　上期　　　 11.50
<6945> 富フロンテク 　東２　　 -8.34 　　7/25　　　1Q　　　　赤転
<6297> 鉱研工業 　　　ＪＱ　　 -6.17 　　7/25　　　1Q　　　　赤拡
<1723> 日本電技 　　　ＪＱ　　 -3.06 　　7/25　　　1Q　　　　赤縮
<7891> 日本ユピカ 　　ＪＱ　　 -2.89 　　7/25　　　1Q　　　-97.50

<4107> 伊勢化 　　　　東２　　 -1.90 　　7/25　　上期　　　558.82
<6747> ＫＩＨＤ 　　　東２　　 -1.45 　　7/25　　　3Q　　　 61.47

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース