ＤＭＳ、上期経常を27％上方修正、通期も増額

　ディーエムエス <9782> [ＪＱ] が7月25日大引け後(15:10)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比65.0％増の3.3億円に拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の4.4億円→5.6億円(前年同期は4.3億円)に26.7％上方修正し、増益率が2.1％増→29.3％増に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の11.2億円→12.4億円(前期は11億円)に10.5％上方修正し、増益率が1.5％増→12.2％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.5％→4.7％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成31年３月期第２四半期（累計）の連結業績につきまして、売上高は従来予想から658百万円上回る12,660百万円となる見込みです。これはデータ活用機会と技術の充実化および旺盛な販促活動を受けてＤＭが堅調に推移するとみられるためです。また、物流においてもインターネット通販出荷代行、販促キャンペーン商品送付などの取扱量が想定を上回って推移する見込みです。　利益面につきましても、ＤＭと物流の増収効果に加え、業務効率化の取組みによる労務費の抑制が見込まれるため、営業利益は550百万円、経常利益は560百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は390百万円と従来予想を上回る見込みです。　また、個別業績につきましても、連結業績予想と同様の理由により修正しております。　 なお、平成31年３月期通期の連結業績予想ならびに個別業績予想につきましては、第１四半期までの堅調な業績の動向を加味して修正しております。　※上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、経済情勢、市場動向等による不確実性により、実際の業績はこれら予想値と異なる場合があります。