日立化成が4日続落、先行投資負担響き第1四半期は28%営業減益

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/07/24 12:32
日立化成が4日続落、先行投資負担響き第1四半期は28%営業減益  日立化成<4217.T>が4日続落。23日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1689億3200万円(前年同期比11.1%増)、営業利益98億5400万円(同27.7%減)、純利益81億7800万円(同26.9%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。

 半導体関連の堅調な需要を背景に半導体回路平坦化用研磨材料や銅張積層板が増加したほか、環境対応自動車向けのリチウムイオン電池用カーボン負極材が増加。また、新規案件立ち上げに伴う自動車部品の増加などもあり売上高は増収を確保したが、先行投資を中心とした固定費の増加や、品種構成の悪化などが利益を圧迫した。

 なお、19年3月期通期業績予想は、売上高7100億円(前期比6.1%増)、営業利益590億円(同27.7%増)、純利益460億円(同26.6%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:minkabuPRESS
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