株価はまだ上がる？それとも下がる？【2018/07/23-07/27】

三角保ち合いのブレイク待ちか

日経平均株価は7月20日金曜日、2万2,697.88円で取引を終えました。前回「目先の底を打ち、リバウンド上昇中。今後は横ばいでの動きに移行する可能性が考えられる」と解説しました。
株価は目標株価の範囲内で推移した一週間でした。

米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックともに上昇基調の一週間でした。
ドル円相場は大きくドルが売られた一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価は7月18日に2万2,949.32円まで上昇しました。
以降はドル円相場でドル売りが進み、下落に転じています。
目先の動きは下落していますが、トレンドが転換したかはいまだ確定していません。騙しの可能性も想定したいところです。
目標上値は2万2,800円、下値は2万2,000円、それぞれプラスマイナス150円とします。
中長期的には三角保ち合いでの推移が続いていて、ボラティリティが落ち着いてきています。三角保ち合いをいずれどちらかに抜けると思われますので、ブレイクを待ちたいところです。確認できるまでは逆張り戦略の短期売買がよいでしょう。
また、東証マザーズ指数はリバウンド上昇に転じていますが、中長期的にはトレンドが転換したわけではありません。
好業績銘柄や、バイオ関連銘柄に買いが集まる地合いで、物色に広がりが感じられません。チャートが崩れている銘柄の場合、あくまでも短期売買と割り切りることも大切でしょう。

それにしても日本列島猛暑が続いています。マーケットと相性が合っていないと感じる場合には、マーケットの波に合わせるためにお休みしてもいいのです。銘柄を選別し、次の相場に備えましょう。