株価はどこまで上がる?【2018/07/17-07/20】

著者:横山利香
投稿:2018/07/15 09:37

ボラは落ち着く方向に

日経平均株価は7月13日金曜日、2万2,597.35円で取引を終えました。前回「下落トレンドが継続中。下げ止まりが確認できればリバウンド狙いも。逆張り戦略の短期売買がよい」と解説しました。
株価は目標株価の範囲程度で推移した一週間でした。

米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックともに上昇基調の一週間でした。
ドル円相場はドル買いが進んだ一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価は7月5日につけた安値2万1,462.95円で目先の底を打ち、リバウンド上昇に転じています。
短期的にはボラティリティが落ち着きを見せ始めていますので、今後は横ばいでの動きに移行する可能性が考えられます。
中長期的には三角保ち合いでの推移が続いていますので、引き続き逆張り戦略の短期売買がよいでしょう。
目標上値は2万2,900円、下値は2万2,000円、それぞれプラスマイナス150円とします。
また、東証マザーズ指数は1,000ポイントを割り込んだ7月5日が目先の底打ちになりました。しかし、指数とは異なる動きをしている個別銘柄が散見されますので、需給の改善はいまだ道半ばといったところのよう。
ただし、決算発表が良好な銘柄には買いが集まる傾向にあります。マーケットと合っていないと感じる場合にはリセットのためにお休みをして、銘柄の選別などに時間を費やしましょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想