株価は下げ止まり?それとも上がる?【2018/07/02-07/06】

著者:横山利香
投稿:2018/06/30 17:19

売買は短期逆張り戦略で

日経平均株価は6月29日金曜日、2万2,304.51円で取引を終えました。前回「ダブルトップのチャートパターンを形成しつつあり、三角保ち合いからのブレイクがトレンド形成につながる可能性がある」と解説しました。
株価は目標株価の範囲で動いた一週間でした。

米国の株式市場は、ニューヨークダウとナスダックともに下落基調の一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価は三角保ち合いから下に抜けました。足元は下落トレンドが形成されています。
日銀のETF買入が行われたこともあり、株価は75日移動平均線でなんとか踏みとどまっています。株式市場全体が強いというよりも、好業績銘柄や材料銘柄など、強い銘柄を日替わりで物色する流れが継続している状況です。そのため、弱い銘柄はいまだ厳しい地合いが続いてます。
目標上値は2万2,750円、下値は2万2,000円、それぞれプラスマイナス150円とします。
株価はボックスレンジ内での動きになる可能性があります。下げ止まりが確認できれば短期的な上昇になる可能性も考えられます。リバウンド狙いの逆張りの銘柄で、短期売買がよいでしょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想