ドル/円、200日線挟みの展開
昨日のドル/円は、主要国の株価が総じて反発する中、堅調に推移した。NY市場では米長期金利の上昇もあって、一時110.40円台までドルが買われた。もっとも、米中貿易戦争をめぐる懸念が後退した訳ではなく、過度なリスク回避の動きに対する修正が入ったという事だろう。なお、欧州中銀(ECB)の年次フォーラムに出席中の日米欧の中銀首脳らはいずれも、昨日のパネルディスカッションで貿易戦争の激化に警戒感を示した。
ドル/円については、現状では月初来高値の110.90円前後を超えるには「燃料不足」と見られる一方、109.70-80円台のサポートも堅そうだ。200日移動平均線(110.23円前後)を挟んだ動きになりやすい地合いだろう。
ドル/円については、現状では月初来高値の110.90円前後を超えるには「燃料不足」と見られる一方、109.70-80円台のサポートも堅そうだ。200日移動平均線(110.23円前後)を挟んだ動きになりやすい地合いだろう。