不二電機が４日続伸、遮断器用補助スイッチなど伸長し第１四半期は７４％営業増益

　不二電機工業<6654.T>が４日続伸し、約５カ月ぶりに年初来高値を更新している。４日の取引終了後に発表した第１四半期（２～４月）単独決算が、売上高１０億１００万円（前年同期比５．３％増）、営業利益１億１８００万円（同７４．０％増）、純利益８２００万円（同５．９％増）と大幅増益だったことが好感されている。

　前年に好調だった鉄道変電設備向けインターフェイスユニットや押しボタン式交通信号機用表示灯などは減少したが、太陽光発電向け接続箱や国内外の受変電設備向け遮断器用補助スイッチなどが増加したことが貢献した。また、みなみ草津工場増築による一時費用のの減少や経費節減への取り組みも利益押し上げに寄与した。

　なお、１９年１月期通期業績予想は、売上高４３億円（前期比１０．３％増）、営業利益４億３０００万円（同４８．１％増）、純利益３億９００万円（同２７．６％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS