アイエスビー---マルチプラットフォーム開発ツールQtでフォント描画を最適化するソリューションを提供開始

配信元:フィスコ
投稿:2018/05/15 09:55
アイ・エス・ビー<9702>は8日、マルチプラットフォームの開発ツール「Qt(キュート)」に、ダイナコムウェア(本社:東京都千代田区)の組込み機器用軽量スケーラブルフォント及びフォント描画エンジンを実装するソリューションの提供を開始したと発表。

同社は、Qtの正規リセーラーで販売と導入時のエンジニアリングサポートを行っている。Qtは1つのソースコードでLinuxやWindows、RTOS、iOS、Androidなどのマルチプラットフォームに展開が可能なソフトウエア開発のツール。近年FA分野や医療機器、通信機器等の分野で活用されている。しかし、フォント描画については、各プラットフォームに依存しており、アプリケーション上で同一品質が実現できていないという課題があった。

同社は今回提供開始するソリューションにより、マルチプラットフォーム間のフォント描画の非一致を防止できるとしている。組込み機器用に最適な描画品質と描画速度を実現することで、最終製品においてアプリケーション起動時間短縮などにもつながると期待されている。同社では、組込み機器メーカーなどへ本ソリューションの販売を強化する考え。

<MH>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,347.0
(15:30)
-10.0
(-0.73%)