アズビルは上場来高値更新、19年3月期は営業利益8%増見込み自社株買いも実施へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/05/14 13:27
 アズビル<6845.T>が大幅続伸し上場来高値を更新。11日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高2670億円(前期比2.5%増)、営業利益260億円(同8.2%増)、純利益175億円(同2.2%減)と営業増益を見込み、年間配当は前期比10円増の92円を予定していることを好感した買いが入っている。

 主力のビルディングオートメーション事業は、都市再開発、オリンピック関連で堅調な国内需要とアジアなど海外市場の拡大で売上高が伸長する見通し。また、アドバンスオートメーション事業は、拡大傾向にある半導体製造装置市場など国内外における設備投資の持続を背景に、業績拡大を見込んでいる。

 なお、18年3月期連結業績は、売上高2603億8400万円(前の期比2.2%増)、営業利益240億2600万円(同19.3%増)、純利益178億9000万円(同36.0%増)だった。

 あわせて100万株(発行済み株数の1.4%)、または50億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月14日から7月31日までとしている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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