シードが大幅反発、1対3株の株式分割と19年3月期実質増配を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/05/11 10:23
 シード<7743.T>が大幅反発している。10日の取引終了後、6月30日を基準日として1対3株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることで、投資家にとってより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。

 また、同時に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高310億円(前期比11.4%増)、営業利益22億円(同4.4%増)、純利益15億円(同25.2%増)と増収増益を見込み、年間配当を12円として実質増配を予定していることも好感されている。

 鴻巣研究所3号棟の本稼働による「ワンデーピュア」の出荷増や新商品の投入、海外事業の拡大などで売上高の拡大基調が継続する見通し。研究開発投資や償却費などは膨らむものの、それを吸収して増益を確保する見通しだ。

 なお、18年3月期決算は、売上高278億2700万円(前の期比13.8%増)、営業利益21億600万円(同38.7%増)、純利益11億9800万円(同36.7%増)だった。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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