<動意株・10日>(前引け)=有沢製作所、福山通運、高松機械工業

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/05/10 11:42
<動意株・10日>(前引け)=有沢製作所、福山通運、高松機械工業  有沢製作所<5208.T>=ストップ高。同社はプリント基板向けなどを主体とする電子材料メーカーで、台湾子会社の生産能力増強などに伴い今期も業績成長トレンドが続く見通し。9日取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想は、売上高が477億円(前期比16.6%増)、営業利益は42億5000万円(同17.2%増)、最終利益は36億円(同4.3%増)を見込むなど好調。また、18年3月期もスマートフォン向けなどを中心に電子材料が伸び、売上高409億900万円(前の期比18.7%増)、営業利益36億2700万円(同2倍)、最終利益34億5200万円(同69.5%増)と高変化を示した。これを好感する形で高水準の買いを呼び込んでいる。

 福山通運<9075.T>=ストップ高で上場来高値を更新。同社は9日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高2765億円(前期比3.2%増)、営業利益171億円(同16.1%増)、純利益122億円(同14.4%増)と2ケタ営業増益を見込んでいることが好感されている。国内の貨物輸送量に大きな伸びは見込めないものの、運賃改定や営業拠点の拡充・整備が寄与し、売上高が伸長する見通し。また人件費、外注費などのコスト増加を見込むが、生産性の向上などが奏功し、利益を押し上げる。

 高松機械工業<6155.T>=一時ストップ高で、上場来高値を更新。同社は9日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高224億9000万円(前期比13.7%増)、営業利益21億1100万円(同32.0%増)、純利益15億100万円(同34.4%増)と大幅増益を見込んでいることが好材料視されている。主力の工作機械事業の3月末時点での受注残高は前の期比2.7倍の181億円に増加しており、国内外で強い需要を受け今後も好調な受注が見込まれるほか、作業の効率化や生産体制の見直しによるコスト削減が利益押し上げに寄与する。年間配当は前期比2円増の22円を予定している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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