―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の5月1日から2日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 プラッツ <7813>
18年6月期第3四半期累計(17年7月-18年3月)の連結経常利益は前年同期比11.7%減の2億5700万円に減ったが、通期計画の3億3500万円に対する進捗率は76.7%に達し、前年同期の68.0%も上回った。
▲No.2 ダイイチ <7643>
18年9月期第2四半期累計(17年10月-18年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.3%減の6.7億円に減り、通期計画の13.8億円に対する進捗率は49.2%にとどまり、5年平均の54.2%も下回った。
▲No.6 オンコリス <4588>
18年12月期第1四半期(1-3月)の経常損益(非連結)は3.1億円の赤字(前年同期は2.4億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7813> プラッツ 東M -17.93 5/ 2 3Q -11.68
<7643> ダイイチ JQ -5.32 5/ 2 上期 -14.27
<5903> SHINPO JQ -3.30 5/ 2 3Q 13.51
<9687> KSK JQ -2.06 5/ 2 本決算 0.79
<5905> 日カン 東2 -1.85 5/ 2 本決算 16.05
<4588> オンコリス 東M -1.52 5/ 2 1Q 赤拡
<2405> FUJIKO 東2 -1.13 5/ 2 3Q -16.54
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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