コンセック、前期経常を一転25％減益に下方修正

　コンセック <9895> [ＪＱ] が5月2日大引け後(16:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の2.3億円→1.1億円(前の期は1.5億円)に48.3％下方修正し、一転して24.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→1.5億円(前年同期は1.7億円)に41.6％減額し、一転して8.8％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　切削機具事業においては、ワイヤーソー・コアドリル等の製品類の売上が当初予想を上回ったものの、特殊工事事業において、上半期の売上が低調に推移し、下半期で売上は回復しましたが、上半期の遅れを取り戻すには至らず、当初予想を大きく下回りました。また、介護事業においても、下半期で３事業所を閉鎖したことで売上が予想を下回りました。以上の要因で、売上については当初予想に対して、４億14百万円下回る見込となりました。利益面に関しては、売上の未達で営業利益及び経常利益共、それぞれ１億９百万円及び１億11百万円下回る見込となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産の減損損失を87百万円計上したこともあり、当初予想に対して、94百万円下回る見込となりました。