大成ラミック、前期経常を一転15%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/04/27 15:00
 大成ラミック <4994> が4月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の19.7億円→16.6億円(前の期は19.6億円)に15.7%下方修正し、一転して15.3%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9億円→5.9億円(前年同期は8.1億円)に34.4%減額し、一転して27.8%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高につきましては、海外連結子会社であるTaisei Lamick Malaysia Sdn.Bhd.(以下「TLM」という。)が保有する敷地がマレーシア政府が進める高架鉄道計画により収用され、移転に伴い新工場建設を進めておりましたが、工場稼働の遅延により当初の売上計画を下回る見込みであります。利益面につきましては、上記の理由に加え、当初次年度以降に計画しておりましたTLMの決算期変更(平成29年12月4日プレスリリース参照)を前倒ししたことにより連結対象期間が15ヶ月となり、3ヶ月間の工場停止期間の固定費負担の影響を受け前回予想を下回る見込みであります。なお、期末配当につきましては、当初の計画どおり1株につき37円(年間70円)を予定しております。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出しております。最終の業績は、今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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