ＴＳテック、今期税引き前は14％減益、前期配当を4円増額・今期は4円増配へ

　テイ・エス　テック <7313> が4月27日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年3月期の連結税引き前利益は前の期比38.8％増の496億円に拡大したが、19年3月期は前期比14.3％減の426億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を76円→80円(前の期は70円)に増額し、今期も前期比4円増の84円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結税引き前利益は前年同期比24.9％増の140億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の9.3％→10.5％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付け、長期的かつグローバルな視点に立った事業展開を通じて企業価値の向上に努めながら、連結業績及び配当性向等を総合的に勘案し、安定的に配当を継続していくことを基本方針としています。　上記の基本方針を踏まえ、2018年３月期の配当予想を前回予想から４円増配し、１株あたり42円に修正いたします。この結果、2018年３月期の年間配当金は、既に実施しております中間配当38円とあわせまして、１株当たり80円となります。