ケーユーＨＤ、前期経常を一転14％増益に上方修正・最高益、配当も5円増額

　ケーユーホールディングス <9856> が4月26日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の47億円→57億円(前の期は50.1億円)に21.3％上方修正し、一転して13.7％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.3億円→28.3億円(前年同期は29.4億円)に54.5％増額し、減益率が37.7％減→3.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の30円→35円(前の期は33円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　国産車・輸入車ともに販売が計画に比べ増加し、連結売上高は公表した予想を上回る見込みとなりました。また利益率の改善に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も前回の予想を上回る見込みとなりました。

　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要政策の一つと位置付けており、企業価値向上のための内部留保を確保しつつ、当面連結配当性向30％を目途として、業績に応じた配当を基本方針としております。この方針のもと、当期における期末配当金は、前回予想と比べ５円増配の１株当たり25円とすることといたしました。これにより、第２四半期配当10円と合わせて年間の配当金は35円となります。なお、本件は、平成30年６月26日開催予定の定時株主総会に付議する予定です。（注）上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。