リバウンド上昇続いた株価。どこまで上がるの?【2018/04/23-04/27】

著者:横山利香
投稿:2018/04/21 15:56

トレンド転換には注意を

日経平均株価は4月20日金曜日、2万2,162.24円で取引を終えました。前回「地政学リスクが高まっているが、寄り付きによる。いずれのトレンドになっても逆張りの短期売買がよい」と解説しました。
株価は目標株価の範囲でリバウンド上昇した一週間でした。

米国の株式市場も上昇が続いた一週間でした。
ドル円相場はドル買いが続いた一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価はリバウンド上昇が継続しました。現時点ではトレンド転換していませんが、トレンド転換には注意したいところです。
地政学リスクよりも、ドル円相場で進んだドル買いの影響を受けたようです。
目標上値は2万2,500円、下値は2万1,150円、それぞれプラスマイナス150円とします。
日経平均株価は上昇基調で底堅く推移しましたが、東証マザーズ指数が安値を割り込むなど、新興市場では需給が悪化しました。日経平均株価が今後調整する場合には、新興市場に影響を及ぼす可能性も想定しておきましょう。
決算発表シーズンが到来しました。好業績銘柄の安いところを仕込めるよう、決算チェックを怠らないように。
また、間もなくゴールデンウィークです。期間中は閑散としがちですので、無理のない取引を心掛けましょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想