大塚化学が保有するリボミック[東マ](4591)、二番底を形成か(参考)
17日にリボミック[東マ](4591)は、14円高の591円と続伸、前場17円高の594円と買われています。
直近では、糖質科学と核酸科学を融合した新規アプタマー創薬技術開発で生化学工業と共同研究契約を締結を手掛かりに6日高値690円と急伸しましたが、9日大引け後に発表した今3月期第2四半期決算が、売上高32.0%減、営業赤字幅拡大となったため15日安値559円と下げて切り返してきました。
2014年9月25日につけた上場来高値2078円から16年2月安値508円と調整、その後、もみ合っていましたが、本年10月23日に年初来安値526円と売り直されて二番底を形成したか注目されるところです。
17日は大塚グループ傘下の大塚製薬が206万株(9.1%)保有している栄研化[東マ](4594)が上場来高値更新しており、大塚製薬が400万株(30.1%)保有しているリボミック(東マ:4591)株のテコ入れも期待されます。
大塚グループは、現在2014~2018年度の5か年を対象期間とする第二次中期経営計画の仕上げの時期に入っています。医療関連事業では、今後の成長ドライバーである自社創薬品が、各国において計画通りの成果をあげていますが、持続的成長に向けた積極的な投資により成長機会の拡大に取り組み、従来の戦略をさらに深化させていますから、持分法適用会社に市場の関心も向かうと思われます。
リボミックは、次世代の医薬品と期待する核酸新薬として、一本鎖の核酸(生命の遺伝の仕組みを司るDNAやRNA)がもつ造形力によって、疾患の原因となる標的タンパク質に結合し、標的タンパク質の働きを阻害する核酸を創製し、医療機関や患者様から求められている「UnmetMedicalNeeds(まだ有効な治療法が確立されておらず、医薬品の開発が強く望まれている治療分野の医療ニーズ)」の疾患に対する新薬の提供を目指しています。
本年6月大和証券を割当先に新株予約権を発行し、最大13億5190万円活動資金を調達しましたので、アプタマー医薬品の研究開発をスピードアップし、RBM-007について自社での臨床開発を実施して製品価値を高め、製薬会社とのライセンス契約締結に向けた活動が加速すると期待されます。
目先は690円(11/6高値)を抜くか、中長期では次の第3四半期決算が悪くても526円を割り込まないか等を視点に中長期的な視点で注目していきたい。
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