プリマハム(2281):2018年3月27日

著者:有賀 泰夫
投稿:2018/03/28 13:08

 久しぶりにプリマハム(2281)に注目してみたいと思います。ここ数年繰り返し取り上げてきましたが、毎回、順調に儲かってきました。前回は去年の8月22日でした。
こちら:http://money.minkabu.jp/62508

 同社は業界4位の企業でしたが、ここ数年で急成長し、今や3位であり、しかもハムソーセージの収益性では実は業界トップになっています。この10年で業績は様変わりしましたが、急速に変化したため、大手証券のアナリストはカバーできていませんでした。

 前回は昨年8月に、600円台半ばで、13週移動平均線まで下がってきたタイミングで取り上げ、12月には900円に手が届きそうなところまで上がりました。これはいよいよ大手証券のアナリストがカバーし始めたことによるものでした。

 ところが、第2四半期、第3四半期とともにおよそ20%減益となり、すっかり人気が離散し、今では26週移動平均も大きく割って、8月の値段さえ下回っています。しかし、第2四半期、第3四半期の業績悪化はイレギュラーなもので、来期にはその分も利益に上乗せになります。引き続きハムソーセージ市場ではシェアが拡大し、しかも収益も拡大していますので、来期には大幅増益となる可能性があります。

 市場は海外の波乱、円高で危うい雰囲気になってきましたが、こんな時には不況にも強く、円高にも強い食品株の中から、好業績の割安株を買うのが一番安心できます。同社はそんな株の筆頭でしょう。

なお、詳細はこちらからレポートをご覧ください。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/1061

配信元: みんかぶ株式コラム