ニトリホールディングス:2016年12月28日

著者:有賀 泰夫
投稿:2016/12/28 16:49

 全体相場はおっかなびっくりですが、依然強い動きとなっています。

 大方の評論家は、今は高すぎる、という意見が多いようです。

 だからと言って、下がる確信も持てないといったところでしょう。

 しかし、だれがどう考えても、相場の先行きは絶対に当たるものではありません。

 多くの主要企業は全体相場が上がれば上がりますが、下がると下がります。

 そういう銘柄はなかなか勇気をもって買うことはできませんし、買って相場が逆に動けば、やられます。

 ではどうすればいいのか?

 これはどんな相場でも言えることですが、業績好調ながら、割安感がある銘柄に、淡々と投資をすることしかありません。

 ニトリホールディングス(9843)はここ数年このコラムで繰り返し推奨しています。

 こちらが前回の記事です。
https://money.minkabu.jp/58453

 同社は先般2017年2月期第3四半期決算を公表していましたが、第3四半期は決済レートが円安気味で厳しい業績も予想されていましたが、ふたを開けてみると20%近い営業増益でした。

 この背景は、東京への進出が大成功で、都内店が会社側の予想以上に大きく伸びていることです。

 同社は今や地方では知らない人がいないほど多くの人が利用しています。しかし、これまで都内はほとんど手つかずでした。しかし、都内でも多くの消費者に受け入れられたことから、今後は都内に大攻勢をかけ、さらに業績拡大のピッチが速まるでしょう。

 なお、業績の詳細はこちらのレポートを参照してください。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/970
 

配信元: みんかぶ株式コラム