(7244)市光工業
四季報2015年春号によると、ランプは国内堅調。政情不安のタイは新工場は前半の低操業が痛手。後半は歩留まり改善に加え、周辺アジア国への輸出本格化。通期は営業増益。営業外の持分益や為替差益膨らむ。16年3月期は国内続伸、タイの操業が正常化。連続増配も。自動車用照明大手。新技術としてロービームの照射角広げたLEDランプ開発。
中期的には、2011年11月24日の118円、2012年10月12日の105円、2014年の3月20日の130円と3点底を形成し、2013年10月25日の204円を上に抜けて上放れとなりました。2014年9月9日に313円まで上昇後、11月18日に220円まで押し目を入れて12月5日に279円まで戻して直角三角形(A)の保ち合いとなっていました。この中で、昨年11月18日の220円、今年3月30日の224円とダブル底の形となって3月31日に259円で買転換となり、4月6日には283円と昨年12月5日の279円を上回って、その後押し目となっています。
(6358)酒井重工業
四季報2015年春号によると、道路機械は米国が住宅建設回復し小幅黒字に。中国も黒字化。ただ日本が増税後反動減の回復鈍い。税負担平常化。16年3月期は中近東、ロシアが低下。ただ米国が続伸、中国伸びる。日本は新興国向け減少も国内販売やや戻る。若干増益へ。
2015年3月期は減益ながら来期は増収増益に転じる見通し。
2012年10月15日の182円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で、2013年6月27日の226円の安値から角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、11月11日の448円まで上昇後、ここをピークに下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で、2014年10月17日の256円まで下落し、今年の1月5日の322円まで上昇するものの、再下落となって4月1日の269円まで下げ、2点底となって反発に転じているところです。
(8101)GSIクレオス
四季報2015年春号によると、主力のインナー用原糸と生地は円安による仕入れコストが想定以上にかさみ価格転嫁も困難。減益幅拡大。16年3月期はインナー用の採算が下期にかけ徐々に改善。アウター用、硬化用添加剤や化学製品など工業製品の輸出増。営業益底打つ。
2015年3月期は増収・増益に転じる見込み。燃料電池、炭素繊維等の材料株。
2011年の東日本大震災直後の3月15日の66円を安値に、大底圏で三角保ち合い(A)を形成しました。この中で、2012年10月10日の97円を安値にして11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、上昇トレンド(B)へ移行。2013年6月12日の238円まで上昇後、大幅下落となって9月2日の125円まで下落しました。その後、上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(D)となっていましたが、この中で今年の2月3日の124円を安値に反発となり、4月8日には材料株物色の動きの中で180円まで急騰し、押し目を作っています。上ヒゲを埋める動きが期待できます。
(4023)クレハ
四季報2015年春号によると、包装機に中国更新需要。が、農薬の北米在庫重い。通期小幅増額止まり。16年3月期は腎不全薬の一時金なくなる。PGA樹脂の赤字縮小の一方、いわきPVDCなど償却増。炭素繊維も回復力鈍い。
2月3日の決算発表では、15年3月期の連結経常利益を130億円→145億円に上方修正
2012年2月13日の427円を高値とし、10月15日の265円を安値とする三角保ち合い(A)の煮詰まったところで、2013年10月31日の378円で上放れし、2014年の1月6日に554円の高値をつけました。ここから2月4日の429円を安値に下値を切り上げる上昇の形となっていました。10月17日の日経平均の急落時に489円の安値をつけて、11月27日には592円まで大幅上昇となり、ここをピークに押し目となって今年の1月22日には460円の安値をつけました。2月3日の決算発表で上方修正となったことで2月25日の572円まで上昇し、現在押し目形成中となっています。チャートの形からみると、上向き先細三角形(B)の下値ラインを切って460円まで下げたことで、現時点では2014年2月4日の429円を安値とする上昇トレンド(C)の形となっています。
(5702)大紀アルミニウム工業所
四季報2015年春号によると、年末にかけ円建て市況堅調、インドネシア落ち着く。輸入合金の口銭プラス。土地売却特益。16年3月期は自動車国内生産微減でもインドネシア収穫期入り。タイも底打ち。子会社移転ロスなくなる。
2011年11月29日の397円を高値とし、2012年11月11日の185円を安値とする大きな三角保ち合い(B)の中で、2014年の2月4日の233円、3月20日の232円とダブル底をつけて上放れ、11月26日には350円まで上昇しました。その後は1月15日の294円まで下げましたが、終値では1月22日の303円を安値に反発して2月23日に355円まで上昇しました。その後3月10日の310円まで下げて長い下ヒゲを出し、3月25日に353円まで戻して押し目となっています。割安株のため信用買い残多く、大きく上昇するには出来高が必要となります。
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