■アドバネクス<5998>の株主還元策
中期経営計画では、目標とする配当性向を30%に置いている。2017年3月期の期初予想では、1株当たり配当金40円、配当性向27.3%を計画していた。業績の悪化から、1株当たり配当金を前期比5円減の30円に修正した。1株当たり当期純利益が16.46円であったため、配当性向は182.2%と100%を超えた。2018年3月期は、1株当たり配当金を30.0円で据え置き、配当性向51.0%を想定している。
■情報セキュリティ対策
情報セキュリティ対策には、組織的に取り組んでいる。システム上では、ウィルスソフト、侵入検知、ファイヤーウォールなどを整備し、人・組織の面では、社員に対して教育の実施と定期的なテストを実施している。この1年間で大きいトラブルは発生していない。担当部署は、社外セミナーに参加して知識の習得を図っている。顧客をはじめ、社会全体としての情報セキュリティの要求は高まっており、対応すべく投資をしていく。耐震の整っているデータセンターを利用するなど、災害対策を実施しているが、今後はデータの遠隔地保管等、さらなる安全性の向上を図りたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
<MH>
中期経営計画では、目標とする配当性向を30%に置いている。2017年3月期の期初予想では、1株当たり配当金40円、配当性向27.3%を計画していた。業績の悪化から、1株当たり配当金を前期比5円減の30円に修正した。1株当たり当期純利益が16.46円であったため、配当性向は182.2%と100%を超えた。2018年3月期は、1株当たり配当金を30.0円で据え置き、配当性向51.0%を想定している。
■情報セキュリティ対策
情報セキュリティ対策には、組織的に取り組んでいる。システム上では、ウィルスソフト、侵入検知、ファイヤーウォールなどを整備し、人・組織の面では、社員に対して教育の実施と定期的なテストを実施している。この1年間で大きいトラブルは発生していない。担当部署は、社外セミナーに参加して知識の習得を図っている。顧客をはじめ、社会全体としての情報セキュリティの要求は高まっており、対応すべく投資をしていく。耐震の整っているデータセンターを利用するなど、災害対策を実施しているが、今後はデータの遠隔地保管等、さらなる安全性の向上を図りたい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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