注目銘柄ダイジェスト(前場):サイバーコム、ワコム、エンカレッジなど

配信元:フィスコ
投稿:2018/02/27 12:09
サイバーコム<3852>:1602円(+288円)
大幅続伸で上昇率トップ。5G関連銘柄として関心が高まっているもよう。5Gの2019年商用化に向けて、世界の通信事業者や機器メーカーが一斉に動き出したと報じられている。当初計画は1年前倒しの格好に。同社は通信分野を中心としたソフトウェアの受託開発を主力としており、5G普及に伴うビジネスチャンスの広がりが期待されている。なお、5G関連としてはアンリツ、アイレックスなども人気化。


アルプス電<6770>:3025円(+184円)
大幅続伸。アルパインとの経営統合の時期を2019年4月から1月に早めると伝わっている。純粋持ち株会社の新設は取りやめ、アルパインを完全子会社にしたうえでカンパニー制による事業持ち株会社にする方式に切り替えるもよう。自動車分野強化の動きが早まることで、ビジネス機会の獲得チャンスも広がるといった見方に。また、統合に向けて順調に進展しているとの評価にもつながっている。


ワコム<6727>:620円(+67円)
大幅続伸。クレディ・スイス証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価も260円から600円に引き上げている。売り方の買い戻しの動きにつながっているようだ。今後の注目点として、通期決算において次期社長より発表される新中期計画を挙げている。業績悪化の要因となったコストコントロールや執行力改善に対する取り組みに注目しているようだ。


ズーム<6694>:2698円(+248円)
急伸。「第2次中期経営計画2018-2020」を公表している。業績目標として20年12月期連結売上高100億円(17年12月期実績は63.00億円)、連結営業利益7億円(同3.27億円)を掲げる。強みを活かす成長戦略として、(1)社内リソースのコアテクノロジーへの集中、(2)新しいカテゴリーへの継続的な参入、(3)グローバル・ニッチ市場の継続的な開拓、(4)バランスの取れた提案型商品の開発を進める。


平山<7781>:2828円(+268円)
大幅に5日続伸し上場来高値更新。同社子会社で外国人の就労支援や外国人雇用に係るサポート業務を行う平山グローバルサポーターが、ミャンマー・マンダレー工科大学(MTU)と提携し、外国人技術者の育成を開始したと発表している。日本語講座を大学に開設し、運営が円滑に進むように各種インフラ(場所・設備・環境)の提供を行う。同ハイエンド人材の育成とコンサルティング機能の積極的活用による事業拡大を目指す。


KeyH<4712>:150円(+14円)
大幅に6日続伸。株主優待制度の内容を一部変更すると発表している。17年3月期は3500株(35単元)以上保有する株主を対象として、業務提携先であるオリーブスパのリラクゼーションサロンで利用できるサロンチケット一律2枚を贈呈していた。より多くの株主に同社株式を保有してもらうことを目的として、18年3月期末の株主優待では2000株(20単元)以上保有の株主を対象とし、サロンチケットを保有株式数に応じて贈呈する。


エンカレッジ<3682>:2190円(+218円)
大幅に9日続伸。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は3月31日(実質的には30日)。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より一層投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。2月26日終値ベースの最低投資金額(1単元=100株)は19万7200円だった。


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配信元: フィスコ

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