日本ライフライン<7575>は1日、BIOTRONIK社製の薬剤溶出型冠動脈ステント「Orsiro(オシロ)」が保険適用を受け、同日より販売を開始したことを発表。
「Orsiro」は細胞増殖を抑制する免疫抑制剤であるリムス系薬剤の溶出後に、生体吸収される上層の 「BIOlute」ポリマーコーティングと、ステントの金属表面と周辺血管組織との間に起こる炎症の一因とされる金属イオンの溶出を抑制する下層の「proBIO」ナノコーティングを特徴としている。薬剤の溶出を理想的にコントロールすることにより再狭窄の抑制に寄与する新世代の薬剤溶出型ステントとなる。これらのポリマーとコーティングが搭載されるステントは世界最薄のストラット厚(60μm:3.00mm 以下のステント径)であり、その独自のデザインにより、ステント構造の耐久性と血管を支える力を損なうことなく高い柔軟性とデリバリー性を実現しており、血管壁の損傷を最小限に抑えることで長期的な予後の改善が期待される。
「Orsiro」の安全性と有効性は数多くの臨床試験で示されており、昨年のEuropean Society of Cardiology(欧州心臓病学会)で発表された国際共同試験「BIOFLOW-V」では、シェアトップクラスの競合製品に対して術後12ヵ月時点におけるTLF(Target Lesion Failure:標的病変不全)の発生率について、初めて統計学的有意性を示したことが報告されている。
<MW>
「Orsiro」は細胞増殖を抑制する免疫抑制剤であるリムス系薬剤の溶出後に、生体吸収される上層の 「BIOlute」ポリマーコーティングと、ステントの金属表面と周辺血管組織との間に起こる炎症の一因とされる金属イオンの溶出を抑制する下層の「proBIO」ナノコーティングを特徴としている。薬剤の溶出を理想的にコントロールすることにより再狭窄の抑制に寄与する新世代の薬剤溶出型ステントとなる。これらのポリマーとコーティングが搭載されるステントは世界最薄のストラット厚(60μm:3.00mm 以下のステント径)であり、その独自のデザインにより、ステント構造の耐久性と血管を支える力を損なうことなく高い柔軟性とデリバリー性を実現しており、血管壁の損傷を最小限に抑えることで長期的な予後の改善が期待される。
「Orsiro」の安全性と有効性は数多くの臨床試験で示されており、昨年のEuropean Society of Cardiology(欧州心臓病学会)で発表された国際共同試験「BIOFLOW-V」では、シェアトップクラスの競合製品に対して術後12ヵ月時点におけるTLF(Target Lesion Failure:標的病変不全)の発生率について、初めて統計学的有意性を示したことが報告されている。
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