北恵 Research Memo(6):2018年11月期は2.5%の営業増益予想だが、上方修正の可能性が高い

配信元:フィスコ
投稿:2018/03/22 15:36
■今後の見通し

1. 2018年11月期の業績見通し
北恵<9872>の2018年11月期の通期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の57,500百万円、営業利益が同2.5%増の800百万円、経常利益が同1.3%増の900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.3%増の550百万円と予想されている。

住宅着工戸数は前年同期比ではほぼ横ばいの状況が続いており、その水準は決して高いとは言えない。そのため同社でも住宅市場全般は前期並みとみており、通期(2018年11月期)の業績をかなり固めに見ている。しかし同社商品への需要は必ずしも新築住宅だけではなく近年ではリフォームによる需要も増加していること、施工付販売や自社開発のオリジナル商品の販売を強化していることなどを考えると、住宅市場全般を上回る業績を達成することは可能であり、市場環境がよほど大きく変わらない限り、通期業績が上方修正される可能性は高いと思われる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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