TONEが一時16%高、第3四半期好決算と株主優待制度の導入を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/13 10:09
 TONE<5967.T>が急反発して一時、前日比420円(16.5%)高の2961円まで買われ、上場来高値を更新している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年6月~18年2月)連結決算が、売上高38億7000万円(前年同期比1.9%増)、営業利益6億2600万円(同22.5%増)、純利益4億5800万円(同33.1%増)と、2割を超える営業増益となったことが好感されている。

 中国や北米市場の売り上げ回復の動きは弱かったものの、国内で「TONEブランド戦略」をもとに新製品群の積極的な販売や購買意欲を高めるさまざまな企画を展開したことが奏功。また、「締付力管理分野」での高付加価値製品群の販売・拡充を推進したこと寄与し、主力の作業工具類が好調に推移した。

 なお、18年5月期業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高62億6000万円(前期比8.2%増)、営業利益11億5000万円(同17.8%減)、純利益7億2000万円(同31.6%減)を見込んでいる。

 同時に、18年11月時点の株主から、株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されている。毎年11月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、一律で5000円相当の自社グループ製品を贈呈するとしている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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