<動意株・10日>(前引け)=リソー教育、SYSKEN、ドーン

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/10 11:52
 リソー教育<4714.T>=大幅続伸。同社は9日の取引終了後に発表した19年2月期の連結業績予想で、売上高242億円(前期比7.2%増)、営業利益25億1000万円(同16.3%増)、純利益15億円(同8.6%増)を見込み、年間配当は同2円増の30円とする予定であることが好感されている。成長戦略として打ち出した「首都圏サテライト校戦略(首都圏空白市場の開拓)」を引き続き進める一方、主力事業のTOMAS(完全1対1の進学個別指導塾)、名門会(100%プロ社会人家庭教師)、伸芽会(名門小学校受験・幼稚園受験指導)で差別化を図り、生徒数の拡大を図り業績向上を狙う。

 SYSKEN<1933.T>=5連騰し、2006年5月以来の高値水準となっている。同社は9日の取引終了後、集計中の18年3月期連結業績について、売上高が従来予想の274億円から280億円(前の期比0.4%増)へ、営業利益が7億円から8億5000万円(同11.6%減)へ、純利益が6億円から9億円(同19.2%増)へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。情報電気通信事業の完成工事が増加したことに加えて、第3四半期から連結子会社が増加したことが寄与した。また、業績上振れに伴い、期末配当を従来予想の30円から5円増額して35円にするとあわせて発表した。

 ドーン<2303.T>=5日ぶり急反騰。同社が9日取引終了後に発表した18年5月期第3四半期累計(17年6月~18年2月)の単独決算は、売上高が5億5800万円(前年同期比4.5%増)と増収を確保、営業利益は1億円(同67.8%増)、最終利益は7100万円(同59.4%増)と高変化をみせた。これを手掛かり材料に投機資金が再流入している。GIS(地理情報システム)ソフトの開発を手掛け、防災・防犯分野向けに空間情報技術を提供するクラウドサービス分野にも重心を置く。最近はドローン関連株の物色人気を先導する形で株価を急騰させた経緯がある。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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