アジャイルMなど直近IPO株の売買活発化、一部銘柄には強弱感も対立◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/04 12:30
 アジャイルメディア・ネットワーク<6573.T>日総工産<6569.T>が上昇するなど直近IPO株の売買が活発化している。米トランプ政権の保護主義政策なども警戒され、全般相場は方向感に欠ける展開となっているが、新鮮味のあるIPO銘柄には買い人気が集中。きょう初値をつけたブティックス<9272.T>を含め上場初日は買い殺到で値がつかず、2日目に初値をつけるIPO銘柄が続出している。この日新規上場したビープラッツ<4381.T>も、IoT(インターネット・オブ・シングス)関連のプラットフォームを手掛けることから人気を集め、株価はカイ気配を切り上げる展開となっている。

 こうしたなか、直近IPO銘柄にも物色の矛先が向かっている。この日はソーシャルメディアの口コミを分析し、販売促進や商品開発するサービスを行っているアジャイルMや製造工程の請負事業などを手掛ける日総工産が買われている。一方、前日まで急騰していたRPAホールディングス<6572.T>やSOU<9270.T>は利益確定売りで値を下げるなど、直近IPO銘柄にも強弱感が対立している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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