リバウンド上昇中。どこまで上がるの?【2018/04/02-04/06】

著者:横山利香
投稿:2018/04/01 11:10

新レンジに移行か

日経平均株価は3月30日金曜日、2万1,454.30円で取引を終えました。
前回「すでに高値から15%程度下落したので、ここからの空売りは踏まれる可能性もある。株価下落が加速すれば逆張り戦略を検討してもよい」と解説しました。
株価は26日に下げ止まってからリバウンド上昇に転じ、目標株価を若干上回った一週間でした。

米国の株式市場は下げ止まりが見える一週間でした。
ドル円相場はドル売りが落ち着いた一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、レンジを底抜けしましたが、26日に2万0,347.49円の安値をつけてリバウンド上昇に転じています。
株価は新たなレンジを形成し、ボックス相場に移行する可能性があります。

目標上値は2万2,100円、下値は2万0,750円、それぞれプラスマイナス150円とします。
目先はリバウンド上昇に転じる可能性が高く、新レンジを形成すれば逆張り戦略で、その範囲内で短期売買を繰り返せばよいでしょう。
指数はそれなりでも、個別銘柄によっては需給の悪化で軟調な銘柄も散見される流れになるかもしれません。
個別銘柄は今まで以上に銘柄選別に注意を払いましょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想