アサカ理研が反発、コバルト価格は構造的要因で上昇続く
アサカ理研<5724.T>が3日ぶり反発。ここ世界株安局面で銅など非鉄市況も下落歩調にあったことから非鉄株が急落、電子部品などから金や白金といった希少金属を回収し精製するビジネスを手掛ける同社株にも逆風が吹いた。同社はリチウムイオン電池から低コストでレアメタルのコバルトを回収する技術を持っていることも注目されていたが、コバルトは価格変動が大きいこともあって、銅市況下落などの連想が働いた。ただ、中期的観点では、電気自動車(EV)の世界的な普及局面でコバルト不足には構造的な背景があり、今後も価格上昇基調は続くとみられている。同社株の見直し機運が再燃する可能性がある。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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