米国の保護主義傾斜でドル安・円高に
昨日のドル/円は106円台前半へと下落した。トランプ米大統領が鉄鋼・アルミ製品の輸入に関税を課す方針を発表した事で貿易摩擦への懸念が高まった。一時107.20円台まで上昇していたドル/円は、トランプ大統領の発表を受けて米国株が値下がりするとともに米国債利回りが低下する中、1円以上反落した。
こうした流れを受けて、世界の株式市場がどこまで持ち堪えられるかが本日の焦点となろう。なお、昨日のシカゴ日経平均先物は520円安(21120円)で引けている。週末を控えて株価の下落に拍車がかかる展開となれば、ドル/円は2月安値105.546円に向けて一段安となる可能性もある。
また、本日はメイ英首相が欧州連合(EU)離脱=Brexitについて演説を行うほか、今週末にはイタリアの総選挙やドイツ社会民主党(SPD)の党員投票が予定されている。ポンド/円やユーロ/円由来の円高圧力にも警戒が必要となりそうだ。
こうした流れを受けて、世界の株式市場がどこまで持ち堪えられるかが本日の焦点となろう。なお、昨日のシカゴ日経平均先物は520円安(21120円)で引けている。週末を控えて株価の下落に拍車がかかる展開となれば、ドル/円は2月安値105.546円に向けて一段安となる可能性もある。
また、本日はメイ英首相が欧州連合(EU)離脱=Brexitについて演説を行うほか、今週末にはイタリアの総選挙やドイツ社会民主党(SPD)の党員投票が予定されている。ポンド/円やユーロ/円由来の円高圧力にも警戒が必要となりそうだ。