今夜の注目材料は?=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2018/02/26 15:53

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、朝方に一時107.10円台まで上昇しましたが、勢いは続かず失速。実質月末最終日とあって実需のドル売りが強く買い一巡後には106.40円台へと反落しました。 欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

2/26(月)
19:00 クーレECB理事、講演
22:00 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
23:00☆ ドラギECB総裁、議会証言
24:00☆ 米1月新築住宅販売件数
27:00 カンリフBOE副総裁、講演
29:15☆ クオールズFRB副議長、講演
30:45  NZ1月貿易収支
※☆は特に注目の材料

今夜は、米1月新築住宅販売件数やクオールズ米FRB副議長の講演が予定されていますが、市場の関心は明日行われるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に向かっているため、反応は限られそうです。

また、本日は2月末スポット応答日につき、ロンドンフィキシング(日本時間25時)の前後などは実需の売買が交錯する可能性があり、不規則変動に注意が必要でしょう。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想