今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2018/02/23 16:13

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、5・10日の仲値公示に向けたドル買いや、日経平均の堅調推移を受けた円売りで一時107円台を回復するなどしっかりの展開となりました。欧米市場に向けて、まずは注目イベントをチェックしておきましょう。

 2/23(金)
 19:00 1月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・改定値
 21:00 ラムスデンBOE副総裁、講演
 22:30☆ 1月カナダ消費者物価指数
 24:15☆ ダドリー米NY連銀総裁、ローゼングレン米ボストン連銀総裁、講演
 25:00☆ 米FRB半期金融政策報告書を議会に提出
 27:30 クーレECB理事、メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
 29:40☆ ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
※☆は特に注目の材料

今夜も数多くの米金融政策当局者の発言が予定されています。ダドリー米NY連銀総裁とローゼングレン米ボストン連銀総裁は「米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシート」がテーマのパネル討論会に出席します。また、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁の講演テーマは「米経済見通しについて」です。核心に迫る発言があるか注目したいと思います。なお、今夜FRBが発表する半期金融政策報告書は来週28日に行われるパウエルFRB議長の議会証言のタタキとなります。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想