ドル/円、昨年来安値に接近
昨日のドル/円は5カ月ぶりに一時107.40円台まで下落した。昨年来安値(107.318円)の手前でひとまず下げ渋ったが、本日の米1月消費者物価指数(22:30)の結果によっては下値追求ムードが再燃する可能性もある。予想を下回れば追撃的なドル売り材料となる公算が大きい一方、予想を上回った場合でも長期金利の上昇が株安に繋がれば円買いを誘発しやすいため注意が必要だろう。仮に107.318円を下抜ける事になれば、105円台まで下値余地が広がるとの見方も出ているようだ。
ただ、米国株が3営業日続伸するなど足元では市場が落ち着きを取り戻しつつある。米1月消費者物価指数の発表後も米株式市場や米債券市場が落ち着いていれば、5カ月ぶり安値圏にあるドル/円には値ごろ感による買戻しが入ってもおかしくないだろう。なお、米1月消費者物価指数と同時に発表される米1月小売売上高も米経済情勢の観測には欠かせない重要統計であり、その結果にも注目しておきたい。
ただ、米国株が3営業日続伸するなど足元では市場が落ち着きを取り戻しつつある。米1月消費者物価指数の発表後も米株式市場や米債券市場が落ち着いていれば、5カ月ぶり安値圏にあるドル/円には値ごろ感による買戻しが入ってもおかしくないだろう。なお、米1月消費者物価指数と同時に発表される米1月小売売上高も米経済情勢の観測には欠かせない重要統計であり、その結果にも注目しておきたい。