川崎化がカイ気配スタート、エア・ウォーターがＴＯＢで完全子会社化へ◇

　川崎化成工業<4117.T>がカイ気配スタートでそのまま水準を切り上げる展開。７日取引終了後、同社の５０％強の株式を保有する親会社エア・ウォーター<4088.T>が、完全子会社化することを目的にＴＯＢ（株式公開買い付け）を実施することを発表した。

　ＴＯＢ価格は１株３４０円で前日終値２４０円を４１．７％上回る。この価格にサヤ寄せする形で株価は急速に上昇する形となっている。なお川崎化は同日、１８年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を１４９億円から１５２億円（前期比９．５％増）へ、営業利益を３億４０００万円から４億円（同８．８倍）へ、最終利益を３億円から３億３０００万円（同３．４倍）へ増額している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）