買い先行でスタートも、日銀の結果と安川電機の決算を翌日に控えてもみ合いか?

著者:市原義明
投稿:2018/01/20 15:41

◆決算発表先行組の結果待ち

週明け(20日)の日経平均は、続伸も上値が重くなる想定です。

週末(19日)の米国株式市場は、主要3指数が反発し、S&P500とナスダック指数が高値更新になりました。

週末の海外市場を織り込んだシカゴ日経先物は+35円の23835円で小幅続伸でした。週明けは小幅高からスタートしそうですが、日銀政策決定会合の結果や安川電機の決算を翌日(23日)に控えているので、上値追いは限定的になりそうです。

先週は米国株高や円高一服でも24000円台を抜けきれませんでしたから、24000円を越えるために国内の手がかりが欲しい場面だと思われます。

決算発表のピークは、前半が1月31日、後半が2月9日です。来週はまだ多くありませんが、安川電機(23日 )、日本電産(24日)、ファナック(26日)、信越化学(26日)などの代表的な景気敏感株の発表を控えているので、決算発表を占う上で注目されそうです。

週明けは米国株高に連動しそうですが、24000円に近づくと買いが手控えられ、反対に下がれば押し目買いで戻す展開ではないかと思われます。

市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想