アークランドの第３四半期は７．５％営業増益、期末配当の増額修正も発表

　アークランドサカモト<9842.T>がこの日の取引終了後、第３四半期累計（２月２１日～１１月２０日）連結決算を発表しており、売上高７９７億３５００万円（前年同期比２．０％増）、営業利益７３億２００万円（同７．５％増）、純利益４３億７５００万円（同８．２％増）だった。

　春先の低温により季節商品が出遅れたことや、秋の雨・台風で天候に恵まれなかったことなどで、主力の小売り事業の売上高は減収となったものの、粗利率の改善や販管費の減少で増益を確保した。また、とんかつ専門店「かつや」の店舗増で外食事業が好調に推移し業績を牽引した。

　なお、１８年２月期通期業績予想は、売上高１０５０億円（前期比１．９％増）、営業利益９２億５０００万円（同４．６％増）、純利益５２億円（同３．８％増）の従来見通しを据え置いている。また、従来１２円５０銭を予定していた期末配当を２円５０銭増額して１５円にするとあわせて発表した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）