【買い】オリエンタルランド(4661)堅調な日本人のレジャー消費◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2017/12/07 13:23

堅調な日本人のレジャー消費

業種:サービス
時価総額:37842億円
PER:46.14倍
PBR:4.96倍

【東京ディズニーリゾートを拡張と報じられる】
11/30に東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)を拡張すると報じられており、「3000億円超を投じて2023年をメドに新たな施設を開業。総面積を約3割広げ、混雑を緩和する」(日本経済新聞)記事によると、大規模投資で新施設を導入し、訪日外国人をはじめとする国内外の顧客取り込みを急ぐのが狙いだという。また、新たな敷地には、他のディズニーのテーマパークにはない独自のアトラクションやエリアを導入するとあり、敷地面積の問題で結論を持ち越していた「アナと雪の女王」に関連する施設も検討するとしており、現在も高水準で推移する集客力のさらなるアップへの期待が高まっている。2020中期経営計画で入園者数を恒常的に 3,000 万人とする目標達成を 2020 年度へと前倒し。注目したいのは来期以降、中期的な業績拡大局面を迎える可能性が高い。来期は集客効果の大きい「東京ディズニーリゾート35周年イベント」の開催が予想されるほか、東京ディズニーシーでは19年度導入予定で大型アトラクション「ソアリン(仮称)」の開発を行っており。入場者が「体験」にお金を使う「コト消費」の増加も追い風になる。10/2には18年3月期上期(4~99月)の東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの2パーク合計の入園者数が1477万5000人(前年同期比3.1%増)となり、4年ぶりに増加し上期は、東京ディズニーシーの新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」や、夏期スペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」などの新規コンテンツが人気。また、東京ディズニーランドの春のスペシャルイベント「ディズニー・イースター」など季節感あふれるスペシャルイベントも好評で、上期として過去3番目の入園者数となったとしている。10月30日に決算を発表。18年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比5.1%増の571億円に伸び、従来の9.0%減益予想から一転して増益で着地。通期計画の1016億円に対する進捗率は56.3%に達した。

【需給良好で売り方はキツイ】
12/05現時点の信用倍率は0.33倍と、高水準に積みあった空売り残は逆日歩も20銭付き売り方は損失覚悟の買戻しも今後迫られそうだ。

東京ディズニーランド・シーを運営。入園者数世界有数。ホテルや商業施設なども

配信元: 達人の予想

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