黒田電がカイ気配スタート、MBKによるTOB価格2720円にサヤ寄せ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/01 09:14
 黒田電気<7517.T>がカイ気配スタートとなっている。31日の取引終了後、アジア系の投資ファンドMBKパートナーズ傘下のKMホールディングス(東京都千代田区)が、同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格2720円にサヤ寄せする格好となっている。

 TOBにより、資金や人材などの支援を得て事業基盤を再構築するのが目的で、M&Aの積極化や、電子部品の専門商社からの脱却と製造部門の強化などを目指すという。買付予定株数は2837万8330株(下限1891万8900株、上限設定なし)で、買付期間は11月2日から12月15日まで。なお、TOB成立後は黒田電は上場廃止となる予定だ。

 なお、黒田電では今回のTOBに関して賛同の意見を表明。また、大株主である旧村上ファンド関係者はTOBの応募で合意したと伝わっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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