【買い】8927:明豊エンタープライズ

著者:伊東聡
投稿:2017/10/06 16:17

値動き重視で増し担保解除後の動きに注目。


値動き重視で増し担保解除後の動きに注目。

同社はリーマンショック後の2009年から3期連続赤字となり、12年に京都地盤の不動産会社ハウスセゾンを親会社に迎え事業再生ADRで再建を進め、14年7月に完済した過去を持っており、資金繰りの安定や健全な財務体質づくりに注力しており、短期間での資金回収が見込める事業に力を入れている。

不動産市場の見通しが明るい中、賃貸アパートブランド「MIJAS(ミハス)」事業を主力事業とし、用地仕入れ活動および販売活動を積極的に展開している同社に膨張の余力は高いと見る。

9月14日に決算を発表し17年7月期の連結経常利益は前の期比32.0%増の5.3億円に伸び、従来予想の4.4億円を上回って着地している。

18年7月期も前期比3.7倍の20億円に急拡大する見通しとなり4期連続増収・増益になる。

加えて四季報予想によると30年7月期は、売上高約1.8倍増、経常約4倍増としており、アパート売却益による業績の大幅改善が予想されている。

更に先日より増し担保解除基準値を意識した値動きを続けており特定の大口投資家の参入も考えられる。
伊東聡
株式会社G&Dアドヴァイザーズ 投資顧問部部長
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
320.0
(09:42)
+5.0
(+1.58%)

著者のおすすめ