東洋水産は後場一段安、第1四半期2ケタ営業減益を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/31 12:49
 東洋水産<2875.T>は後場一段安。午後0時30分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高932億4900万円(前年同期比2.4%増)、営業利益63億9900万円(同11.3%減)、純利益46億4400万円(同14.0%減)と2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。

 主力のサケマス・魚卵でコンビニエンスストアや量販店への営業を強化したことが奏功し水産食品事業が伸長したほか、低温食品事業や加工食品事業が伸長し売上高は増収を確保したが、国内即席めん事業で「MARUCHAN QTTA」にかかる宣伝費や関西工場稼働に伴う減価償却費増が利益を圧迫したことが響き、減益を余儀なくされたとしている。

 なお、18年3月期通期業績予想は、売上高4000億円(前期比4.5%増)、営業利益300億円(同1.7%増)、純利益214億円(同2.7%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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